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Author:Visit Lakeus
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フィンレイソンのエレファンティ
Moi!

今日はほぼ曇りでしたが、日中小雪も舞いました。最高気温は-2度。そういえば最近目が痒いのですが、まさか花粉なんか…飛ぶわけないですよね。

さて今日は地元の新聞にフィンレイソンのエレファンティをデザインしたLaina Koskelaさんに関する記事が載っていたので紹介します。

Lainaさんはセイナヨキのペラセイナヨキ(昔は独立した町だったのですが現在は市町村合併によりセイナヨキ市に)出身。学生の時にフィンレイソンと芸術デザイン大学が共催したデザインコンペに参加し、このエレファンティのデザインを提出したそうです。このデザインを考えるにあたり、ペラセイナヨキの古い写真を見ていて、その中に家族写真の中で弟がグレーのゾウのキャラクターがついた布製のジャケットを着ていたのに発想を得たそうです。彼女はゾウの形をできる限りシンプルにし、色は赤、青、黄色、そして当時流行っていた茶色を選んだとのこと。

残念ながらコンペの優勝はならなかったものの、フィンレイソンからデザインを買い取りたいと連絡があったのだそうです。ちなみにエレファンティの製品の写真はないかなとマイストックを探したところありました!
すみません、ちょっとこのセーターはいかがなものか?と思って撮ったものなので
エレファンティ セーター

もう少しまともなものを。これなんかどうでしょう?なかなかかわいいですよね。ちなみにフィンレイソンとminimaniというスーパーのコラボ製品。
エレファンティ バッグ

話は戻り、コンペがあったのは1969年。そして1970年に同じ学校の友達がスウェーデンの雑誌に見覚えのある赤いエレファンティ製品が載っていることを教えてくれたそうです。当時はフィンランドではまだ製品が売られていなかったので、Lainaさんはストックホルムのデパートにその生地を買いに行ったのだそうです。その友達の分も一緒に。

そして1970年代前半にフィンランドでも売られるようになり、特にカーテン生地、子ども用ベッドカバーに好んで使われたそうです。しかし時と共にブームは去ってしまい、エレファンティも記憶の片隅に追いやられるようになりました。

Lainaさんは衣料品産業で働くも1980年代に不況の波が押し寄せ、今度は靴のデザインを始めました。彼女のデザインしたハイカットレザーブーツはロシアに多く輸出されていましたが、やがてロシアの輸出業も勢いを失ってしまいました。その後タンペレ大学の演劇科の衣装セクションで働いたりもしたそうです。

2005年、60歳のLainaさんは頭の片隅でエレファンティがまたフィンランドの家庭でたくさん見かける日が再び来ないだろうか?と思うようになったのだそうです。フィンレイソンの担当者にそのアイディアを話すものの、最初の年は興味なし。次の年も同じ結果。でも3回目の2011年にとうとうプロダクトマネージャーが反応してくれ、フィンレイソンにはレトロブームが訪れ、成功をなしたのだそうです。

そしてちょうどその頃日本でのライセンシングも成功。Lainaさんは日本語を勉強していたのでそれも役立ったそうです。日本でのエレファンティの勢いは増し、2015年に東京のデパートでファンに向けてのイベントのために念願の日本への旅行が叶ったそうです。(日本人の発音ではLaina KoskelaはRaina Koskera=”ライナ・コスケラ”になると書かれていました。)

2019年には大阪の阪急デパートの北欧展でセミナーとワークショップをすることになりました。そのワークショップでは昔のオリジナルの生地が使われ、当初は生地にハサミを入れる予定だったのですが、日本人はハサミを使うより手縫いをした方がいいと申し出たそうです。

日本の旅行中にLainaさんはエレファンティの杖、リップケース、テルモス、お財布等を見かけ、さらにはお土産としてバッグやカーペットをもらったそうです。他にもユニクロとのコラボレーション、ブリュッセルやサンフランシスコでは洋服やブランケットも売られていて、息子さんはアメリカでLainaさんのためにエレファンティの製品を買って帰ったそうです。

また日本で嬉しかった出来事は2000年代にエレファンティのブランケットが100年前の製法で作られたこと。そして昨年の秋、フィンレイソンのキャンバスに描かれたエレファンティはジャガード織で日本で生産されるようになりました。

最近のLainaさんの楽しみは日本の関係者とメールを交換したり、インスタグラムでライセンシングで作られたエレファンティの新製品をフォローすること。そしてもう1度日本に行って、富士山の近くのジャガード織の工場を訪ねたいと思っているそうです。
私がフィンランドに来た頃にちょうどエレファンティが復刻した時だったことがこの記事でわかりました。今でもなおフィンレイソンを代表するデザインにそんなLainaさんの思いが秘められていたとは。日本行きの夢が是非叶いますように。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

フィンランドの生活 | 02:09:20 | トラックバック(0) | コメント(0)
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