2023-09-19 Tue
Moi!今日は久々に雲一つない素晴らしい秋晴れでした。ただ朝は1度。ダウンジャケットを羽織ってちょうどよいぐらいでした。最高気温は14度。お天気だったのでそれだけでよしとします。
さて芸術の秋。実は週末映画を観たのですが金曜日にはNiin kuin taivaassa(=まるで天国にいるかのように)というミュージカルの身内向け初演を観てきました。音楽の先生をやっていて、またコーラスグループにも所属している友達がこのお芝居に出ていて初演チケットが余っているからと声をかけてくれたのです。
アルヴァ・アールト設計の劇場。椅子が革張りでなおかつフカフカなのですよ。400名強の座席もほぼいっぱいでした。

このミュージカルはスウェーデンで大ヒットしたお芝居で、フィンランド国内ではヘルシンキに次いで2番目に上演することになったそうです。ストーリーは世界的な有名な指揮者が病気のために生まれ故郷の小さな村に戻り、地元のアマチュアのコーラスグループを指導することになり、その中の女性とも恋に落ち…というストーリー。
セイナヨキ市立劇場の60周年記念ということで役者さんだけでも20名が出演、それに友達の所属するコーラスグループ、そしてオーケストラもフィンランド国内の中でも大人数の参加で実に46名が舞台にいるとのこと。
フィンランド語が時々追えないところなどもありましたが、ストーリー自体はシンプルなので助かりました。歌はスウェーデンポップで明るい曲が多く、今でも耳に残っています。
ちなみに主演を務めるのはヘルシンキのPeter Nybergさん。南フィンランド以外でのお芝居は今回が初めてのことなのだとか。私自身はお芝居はそんなに頻繁に観ている訳ではないのですが、特に地方都市だと劇場の規模も役者さんの数も多くないので”貸し借り”は普通にあるようです。恐らくオーケストラも。それでも60年も市に劇場が文化として根付いているのはすごいことだと思うのです。
以前フィンランド人に日本では特に地方都市では劇場はあまりないと伝えたら”では演じたい人はどうしているの?”と聞かれ答えに詰まったことがあります。実際のところそういう人はどうしているのでしょうね?
こちらは劇場のチケット売り場、そしてその隣ではアールト関連のグッズが売られています。

お芝居が始まる30分前に着いたので1階のロビーはそんなに混んではいませんでしたが、右側の部分にあるクロークにコートを預ける人や

レストランでお茶する人等もいました。

ホールは2階にあり、こちらでも軽食やお酒類を楽しんでいる人もいました。お芝居の休憩の時間はかなりの人でいっぱいで、ここがセイナヨキ?と確認したくなるほど。

入口横には役者さん達のかっこいい写真が展示されていたのでした。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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