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Visit Lakeus

Author:Visit Lakeus
フィンランド中西部在住。
日本からのお客様を対象に、アルヴァー・アアルト設計の建築群、家具の街ユルヴァ、トーヴェ・ヤンソンが手がけた祭壇画のあるテウヴァの3箇所を巡るツアーを企画中。地元の情報や日々の情報を書き綴っています。

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アキ・カウリスマキの映画
Moi!

今日は-6度だったので自転車で街まで出かけました。最近無料で止められる駐車場が少ないし、今回はいろいろな場所に行く必要があったので自転車の方が小回りが利くのです。-10度以下になるとちょっと勇気が要りますが、-5度前後なら問題なし。むしろお店に入ったら汗をかくほどでした。

さて今日はフィンランドを代表するアキ・カウリスマキの映画作品についてです。今”希望のかなた”が日本でも公開中のところもあるかと思います。フィンランドに来る前から何本かの作品を観たことはあったのですが、そういえばこちらでDVDをレンタルしてまで積極的に観ることがありませんでした。

ところでフィンランドの国営放送、YleはWebも充実していてYle AreenaというページではTV、ラジオで放映されたものを一定期間中に無料で視聴できます。例えばニュースを見逃したときも1時間ぐらいしたらすぐにアップされるので便利なのです。

年明けに数年前に公開されたムーミンの映画を見逃したので、後でYle Areenaのサイトで探していたら”アキ・カウリスマキ”のフォルダーが!中を見たらアキ・カウリスマキ作品が18作品も。どうやら去年の年末に公開され、太っ腹の1年間視聴可能のようで早速”街のあかり”と”過去のない男”を観てみました。このサイトのいいところは字幕をフィンランド語、スウェーデン語、そして時々英語から選ぶことができるのです。
フィンランド国外では見えないと思われますが、一応サイトはこちらです。
https://areena.yle.fi/tv/ohjelmat/30-684

どちらも不運な男性が主人公。そして出演者はほとんど表情が変わらず、そして音楽は極力少なく独特の世界。そういえばフィンランド語のクラスではアキ・カウリスマキの映画は理解できないと(フィンランド人の先生にさえ)とても不人気でしたが、確かに。たとえは違うかもしれませんが、ハリウッドムービーがベルサイユ宮殿だとしたらアキ・カウリスマキの映画は銀閣寺、といったところでしょうか。万人受けしない侘び寂びが特徴とも。

見知った風景が出てきたり(といってもヘルシンキ中央駅)、ここに住んでいるからこそわかった背景もありました。銃を持って銀行強盗をした男。男は実は会社経営者で、資金繰りに行き詰まって銀行口座を閉鎖されてしまった。それでもちゃんと働いてくれた元部下達に給料を払いたいための強盗だと後で自白します。その際に”俺はポフヤンマー出身だから”というセリフが出てきたのです。ポフヤンマーはこの辺りの地区のことで、起業する人が多く、血気盛んで面倒見の多い人が多いのです。

そして彼の作品には時々お寿司が出てきたり、日本語の曲が使われたりします。”影のない男”でもVR(フィンランドの国鉄)のレストラン車両でお寿司が出て、BGMはクレージーケンバンドの”ハワイの夜”が使われていました。日本の演歌(と分類していいのでしょうかね)はフィンランドのイスケルマにかぶるところがあるので違和感なかったです。


そして2作品、特に”過去のない男”を観ていて感じたのが、主人公は何も悪いことをしていない、人に恨まれるようなことも何もしていないのにとんでもない不幸に巻き込まれる。それなのに巻き込まれた本人は取り乱すでもなく淡々と事態を受け止めているのが印象的でした。日本のドラマなら半沢直樹のように復讐劇で悪人退治という展開になりそうなのですが。この話をフィンランド人の友達にしたら”わかる!そうかも~。復讐という考えは浮かばないかも”と同意してくれました。勝手な個人的見解を述べると、毎年が自然災害のように寒い冬を越していると、不遇なこと(とも思っていない節もありますが)を嘆いたり恨んでいても仕方ない、目の前にあるできることをする、寒いならそれに合わせた対策を取る、そんなあたふたしない底力があるような気がするのです。

私もそんな秘めた底力を身につけてゆきたいものです。まだまだ修行が足りませんね。

最後の写真は今日のラケウデンリスティ教会の時計塔の様子。
時計塔


ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。

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フィンランドの生活 | 04:27:04 | トラックバック(0) | コメント(0)
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